現実を受け入れるのが難しいから、自己啓発とかがウケる
2008年03月11日 written by fjkktkys自己啓発書やライフハック・エントリーが人気の理由 - Core
最近の読書的にはこの辺をオススメしたいかも。
「自分探しが止まらない」は、自己啓発とかライフハックへのアンチテーゼ的な一冊。
自己啓発の由来である、ニューソートとかその辺まで遡りつつ現状を解説してます。最後には梅田望夫もターゲットになってるような塩梅。
「やりたいことを見つける努力が何より大変」なのに「あいのり」で旅をしていれば自分を探し出せるという安直。ということを指摘している本書です。
「あいのり」に関しては、個人的にはあそこまでヒドい番組はないよ、とか思ってますがなんとまあ10年とか続いているんですね。
にしても「あいのり」の項目はなんつーか色々思わされます。「あいのり」でのキーワードは「ありのままの自分」を受け入れてくれることなんだそうです。ありのままの自分ってなんでしょうね。よくわかりません。
その割には「前向きに生きていきましょう」などと最後に締めてるので舐めてるのかと思いましたが、多分そこは著者の仕掛けた罠なんでしょうね。
ありのままの自分とかに若干気持ち悪さを覚え、弾さんのとこで見かけた「独身女性の性交哲学」を繋がりがありそうな予感がしてその後に読んでみました。
恋愛資本主義をストレートに取り上げていますが、それに対して自己啓発資本主義ってのもありうるんでしょうかどうなんでしょうか、よくわかりません。
かなり身も蓋もない内容なんですが、まあ日本にはそもそも「愛」という概念がなかったのが全てなんじゃないんですか、と思いたい。本書でもその辺にはふれられてます。
あまり引用したり言及しにくい本なんですが、あえて引用するなら以下。
恋愛感情なんていうものも、こうやって分析していけばいくほど、自分で自分を縛る縄みたいなものだって気づきませんか。
その他、あんまり書ける内容じゃないんですが、全面的に「幻想を抱くと負け」なんだなという印象。自己啓発ってのもなんらかの幻想を持っている人がハマるのだろうし。自分探しそのものが幻想なのかもしれないし。幻想に縛られてる感じ?幻想に縛られないためにはどうすればいいんでしょうかね。一人っきりや固定メンバーとしか日常顔を合わせないというのは良くないかもしれませんね。
なんだか人間ってのは、そもそもは単身で暮らす者ではなかったはずで、単身者が増えてることでおかしなことになってるんじゃないかなあというようなことを、年配の方が言ってたけども。「人間は誰かと暮らしている状態が普通なんだよ」と。
ま、でも、現実とか他人のありのままの自分を受け入れるのって難しいですよねー。
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こういう切り口のものがあってもいいのでは
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