グレッグ・イーガン 山岸 真
早川書房 (2005/09/22)
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SFにはほとんど興味を持っていなかった自分がかれこれ1年前に読み出して全然わからず、約1年間放置プレイとなっていた1冊です。先日から再読をしてなんとか読了した感じです。
そもそもSFを読んでいない人間がいきなり読んではいけない1冊だと思いました。が、逆にここから入ると他のSFを上手に楽しむことができるような予感もします。とりあえず機会をみて再読斜め読みとかしてみたいです。
生命とか意識や精神と宇宙とか素粒子や原子のつながりはSFのテーマとして究極のものなんだろうなと思いました。にしても、物理がわかんないからワームホールの話とかされてもてんでわからなかったです。
唯一イメージがつかめたのが、ディアスポラそのものがSubversionの思想に近いんじゃないかなあということぐらいでした。なんかbranchesの数々を後々でmergeするっつーことが。
最近、ちょうど『攻殻機動隊』の第1部だったかをまとめて見る機会があったのですが、解説してくれる人が隣にいたのでかろうじて理解できるような感じで、根本的には理解できてない。映像に語らせてバックグラウンドを一切語らないというスタイルだと思われました。
『ディアスポラ』は文章に語らせてバックグラウンドを語らないというスタイルで文章から映像を自分で想像して、バックグラウンドもなんとか自分で推測するしかないという感じで、ハードSFの名にふさわしい内容です。だからこそ『攻殻機動隊』の映像で語るというスタイルが多くの人に支持されるんだろうなあと感じました。
別の話としてSFかどうか自信がないのですが、『銀河ヒッチハイク・ガイド 』のシリーズを4巻ぐらいまで読んで飽きたりしたことがあります。この本はどっちかというと「クレイジー」さが前面に出ている感じで、シリーズが続くにつれてクレイジーさに物足りなくなるという感じでした。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』自体は、「42」を返すプログラムの例としての引用や、UNIXのなんらかのツールを使っていた時に警告的な画面で出力される「DON’T PANICK!」という引用があったりして、プログラマ的なことをされている方はニヤりとできるので、1巻だけでも読むと楽しいかもしれません。SFとしてのクオリティはあまり高くないように感じました。
ということで、色々とSFを読んでいこうかと思います。とりあえずRubyを仕事で使い始めたところなので、the first postmodern computer language vs the first babel-17 computer language: Rubyに倣って『バベル17』あたりを読んでみようかと思ってます。
ダグラス・アダムス 安原 和見
河出書房新社 (2005/09/03)
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サミュエル R.ディレーニイ 岡部 宏之
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