山崎 隆
講談社
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読み物としては、なかなか面白いが。。
「不動産を買う前に立地を買い、立地を買う前に街を買う!!」
引越したいという妄想に囚われている。
首都圏に出て来てまだ2年半なので、東京のことはまだ全然わからない。というわけで、書籍から情報を収集して満足してみるテスト。
数冊読んでみましたが、「東京のどこに住むのが幸せか」は良書でした。どちらかというとマンション購入ガイドで、歴史を知らないと東京の街のことはわからないという基本スタンスです。
江戸時代に侍が住んでいた場所は住環境としてすぐれていて、それが継承されつつ上流階級の暮らす街と工場労働者の暮らす街への細分化が進んで現状に至っているようです。
第2次大戦後の産業の発展がそのまま東京の街の形成に繋がっているとのことで、工場の近くに工場労働者が暮らす街が発展していくいう歴史を繰り返しているようです。
この工場ですが、現在では、大工場エリアと下請け工場エリアの2つに分類できるとのことで、著者がオススメしているのは下請け工場エリアです。下請け工場エリアは中小の工場がなくなることで、今後も住宅地としての需要が潜在的に存在するとのことです。
著者が繰り返し主張していることは「100年単位での成長が望めない街はダメ」とのこと。その点ニュータウン系は、30年で成長が止まってあとは衰退するので最悪とのこと。
この本の後半半分が東京7ブロック55エリアの評論になっていて、街のことをざっと知るにも良さそうです。